金城学院中・高等学校2026学校案内
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これまでの学びを活用し、「プロジェクト学習」に挑戦します。探究的な学習におけるPDCAサイクルを何度も回すことで深め、さらなる「問い」を見いだす力を養います。そして、「答えのない課題を見いだし、取り組むことができる人」=「探究できる人」になることをめざします。「SEEラーニング」や「リフレクション」、「言語技術」を土台に、「問題解決学習」に取り組みます。世の中をできるだけ幅広く見渡して集めた情報をもとに、あらためて「探究の原点となる興味・関心を自ら発見できる人」=「問いを立てられる人」になることをめざします。中学校のDignityでは、「非認知能力」「論理的思考」「多角的思考」に焦点を当て、さまざまな探究プログラムを行います。特に中学1年生ではDignityの時間を増やし「SEEラーニング(社会的・情動的・倫理的知性の学び)」や「リフレクション」、「言語技術」を習慣化させていきます。高等学校では、研究力育成のためのトレーニングを学年ごとで段階的に実施し、大学での学びに円滑に適応するために必要な研究力の習得をめざします。ルーブリック(学習到達度)について、詳しくは学校ホームページをご覧ください。■ 中学1年生 [ 非認知能力の育成と言語技術の習得 ]中学1年生では、週2時間をDignityの時間として、今後の全ての学びの土台となる「SEEラーニング」や「リフレクション」、「言語技術」を学び、習慣化していくことで、「非認知能力」の育成と「論理的思考」を身につけます。2024年の夏休みに中学・ 高校・大学のコラボイベント「金城グッズをつくろう2024」が3日間のプログラムで行われました。この金城グッズプロジェクトのテーマは「世代をこえて愛されるもの」。このテーマのもと、中学生・高校生・大学生が新たな金城グッズの企画・提案に挑戦しました。学年をこえた仲間たちが協働して企画・提案するというプロセスを体験しながら、今の社会や時代が必要としている力を育み、伸ばしていくことを目的に行われました。アイデアをカタチにしていくワークを通じて、コミュニケーションの大切さ、市場での差別化や価格設定など、商品開発の難しさも体感できる良い機会となりました。09「論理的な人」になるために中高大連携プロジェクト「金城グッズをつくろう 2024」「問いを立てられる人」になるために「探究できる人」になるために■ 中学2年生[ 探究活動の基礎 ]■ 中学3年生[ 探究活動の実践 ]Dignityの研究スキルを校外の探究活動で活かすDignity 6年間の流れ

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