金城学院中・高等学校2024学校案内
34/40

1  説明的文章では、関連するグラフや図表などの資料を読み解く問題を出題しています。2  例年、速さに関する文章題や図形の問題、割合・平均に関する文章題など、全分野から出題しています。ご い33  受験生の実力の差がはっきり現れるのは、長めの記述式の問題です。1文末表現の「こと」「もの」、理由の「から」など、問いに対する答え方をよく見極め、答えとなる本文の部分を利用して、規定字数に近づける工夫をしてみましょう。思考力を問うロングアンサー(記述)では、日頃からあらゆることに関心を持ち、自分自身の考えを文章化する練習をしておきましょう。また文章から筆者の考えを正確に読み取り、要約する練習をしておきましょう。  グラフや図表については、本文の論旨において、どのような視点2で用いられているのかを読み取る力が必要とされます。  こまめに辞書を引く習慣をつけ、自分がよくわかっていて使える言葉(語彙)3を増やしておくことや、身の周りのいろいろな事柄に積極的に興味を持って、ニュースや新聞などもしっかりと読むことが大切です。また、問題集で勉強する場合、解答後の「答え合わせ」にじっくり時間をかけて、問題一つ一つに「なぜそうなるのか、どのような考えの道筋でその解答なのか」を納得するまで考えるようにしましょう。問題を解く時間以上に、解答を吟味する時間をつくりましょう。  算数では「計算ミスをしない」「計算のきまりを間違えない」ことが1重要です。分数と小数が混ざった計算や複雑な式の計算など、計算練習を繰り返し正確な計算力を養いましょう。  教科書の基本的な内容をしっかりと定着させることが大切です。2まずは基本から標準レベルの問題を中心に学習し、公式などを活用できるようにしましょう。また、公式を丸暗記するのではなく、なぜそのような公式になるのかを日ごろから考えるようにしましょう。  日頃から問題文をしっかり読み、何をどのように問われているの3か理解するように心がけてください。また、記述式の問題も出題しています。自分だけでなく、だれが読んでもわかるような表現力を身につけましょう。57.157.431.538.3184.3国語と算数は100点満点でそれぞれ50分間、理科と社会は50点満点でそれぞれ30分間、合計300点満点で行われます。各教科での足切りはありません。出題範囲と傾向出題範囲と傾向四科入試のデータ国語算数ついて学習のポイント学習のポイント2021年度国語算数理科社会四科合計41.071.230.527.7170.328425714013467.765.631.433.0197.6277142●出題範囲小学校6年生「国語(下)」までに習う漢字は書けるようにしておきましょう。●問題の傾向  2つの長文から、思考力を問うロングアンサー2(記述)を出題しています。・ 文法・語句・文学史の知識を問う問題も長文3から出題しています。●出題範囲小学校までに履修する算数の範囲全てを出題します。●問題の傾向  全体のおよそ6割は、基本から標準レベルの1問題を出題します。また、各分野をまたいだ複合問題や記述問題も出題します。  解き方を問う問題、条件をもとに順序立てて考3える問題も出題しています。合格者の平均点四科合計 最高点四科合計 合格最低点2022年度2023年度四科入試に

元のページ  ../index.html#34

このブックを見る