学校案内
学校長あいさつ
中高一貫教育で「社会に参画し、主体的に生きる女性」を育てます
本校は、1889年にアメリカの女性宣教師によって創立された、キリスト教に基づいて教育を行う女子の総合学園です。創立者は「聖書を基にして女子に最高の教育を行い、神と人への奉仕ができるリーダーとなる女性を育てたい」という思いから本校を創立しました。これが本校の、「建学の精神」です。
さて、金城学院中学校高等学校では、「科学的思考」「表現」「協働」の3つの力を、6年間で身につけて頂きたいと思っております。
教育の中心にありますのが、「聖書に基づいたキリスト教教育」です。そして、教科教育の柱となります「Dignity(総合的な学習の時間)」。さらには教科教育や特別活動でも「科学的思考」「表現」「協働」の3つの力を身につけて頂きたいと思っております。
6代目校長のエラ・ヒューストン先生が、生徒たちが出かける時、肩に手を当てておっしゃっていた「You must have Dignity」のDignityとは、品位とか尊厳と訳します。つまり、「品位や尊厳を持ちなさい」とは、まさしく「科学的思考」「表現」「協働」の3つの力を身につけ、「社会に参画し、主体的に生きる女性になりなさい」ということであると思っております。
社会が大きく変動する中、大学入試も将来の働き方も大きく変化してまいります。本校では、中学校さらには高等学校も含めた時期を、単なる大学への通過点ではなく、社会へ出るための大切な準備期間であると思っております。そこで、その期間を充実したものにしていただくために、この「教育方針」をたてております。生徒の皆さんには6年間で、知識の習得はもちろんのこと、知識を使ってこの3つの力を身につけていただきたいと思っております。これらの力は、大学入学時に試される力だけではなく、社会に出てからも必要な力となります。
生徒の皆さんが、希望を描いて中学校高等学校生活を送り、「社会に参画し、主体的に生きる女性」になって頂きたいと願っております。

校長 長屋 頼子