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卒業生からのメッセージ

  • 山内 麻緒さん
    憧れを夢で終わらせない自分になれたのは、恩師の力強い助言のおかげです。
    山内 麻緒さん(日本航空株式会社 客室乗務員)
    中学生の頃の私は大人しく引っ込み思案で、客室乗務員に憧れながらも「英語が苦手だから」と諦めてしまうような生徒でした。そんな私を変えてくださったのは、元航空会社職員の英語の先生。先生はご自身の体験を楽しそうに話しながら、「麻緒はもっと貪欲になっていいんだよ」と、力強い言葉で私の背中を押してくれました。それからは目標を定めて英語の勉強を頑張り、高校では生徒会役員に立候補するなど、何事にも前向きにチャレンジするようになりました。「生徒は神様の賜物」とする金城学院ならではの教育と、ともに励まし合える友人を得たことが、今でも私の礎となっています。客室乗務員はさまざまな人と出会える仕事です。一緒に働く仲間とともに出会えたお客さまへ安全と快適性をお届けできるよう、これからも成長し続けたいと思います。
  • 鏡味 佳奈さん
    「教育」への思いと原動力。その素地は金城学院での6年間にありました。
    鏡味 佳奈さん(文部科学省)
    中高時代の私は先生とクラスメートとの調整役を務め、周りから責任感のある子に見られていたように思います。学校生活や行事などで切磋琢磨した友人は今でも互いに励まし合う生涯の友です。また、毎朝の礼拝で知った「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」という聖書の言葉がずっと心にあり、積極的に行動する姿勢の軸になっています。現在携わる文部科学省の仕事は、子供たちの可能性を伸ばす教育環境の整備など、国の未来につながる重要な役割を担っています。社会の変化を読み、制度や仕組みを変えていくための幅広い学びと、現場の方々や関係省庁等と調整する力も求められます。改めて金城学院での6年が私の素地になっていることに感謝し、これからもよりよい教育の実現に向けて挑戦し続けます。
  • 天野 瞳さん
    先生方の深い理解と心遣いが、夢を追う私を優しく支えてくださいました。
    天野 瞳さん(愛知医科大学病院 呼吸器・アレルギー内科 医師)
    私が医師を志したのは、高校1年生でした。入院する同級生のお見舞いに行った時「学校に行けなくてつらいけれど、病院の先生たちが親切で救われている」という話を聞いて、治療ばかりでなく心も救う仕事に尊敬の念を抱き、その帰り道に決意しました。「絶対に医師になる」そんな私に、金城学院の先生方は親身に相談にのってくれ、授業外も熱心に指導してくださいました。また、一度決めると根を詰めてしまう私の性格を理解して、「心にスキマを持つことも大事だよ」と声を掛けてくださいました。今も行き詰まるとこの言葉を思い出します。新しい感染症が蔓延したり、新しい治療法ができたりと、医療現場は刻々と変化しています。患者さんやご家族からの感謝の言葉を励みに日々勉強し続けています。
  • 田中 千尋さん
    愛情たっぷりに見守る先生の眼差しが、個性と生きる力を伸ばしてくださいました。
    田中 千尋さん(株式会社タナカ 代表取締役 グランシェフ)
    単身フランスでのパティシエ修行、「コーヒータナカ」から「カフェタナカ」へのリニューアルオープン、新規事業への挑戦、そして拡大…。私が信念を貫けるのは、金城学院で築かれたアイデンティティーのおかげです。先生方は、マイペースで一途な私を、愛情たっぷりに見守り伸ばしてくださいました。また「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」という聖書の言葉は今も心にあり、周りの幸せのために自分はどうあるべきか、と考えます。現在進めているのは、生産地の支援。私の大好きなショコラの生産地であるアフリカのサントメ島に有機カカオ農園をつくり、理想のショコラづくりを進めるとともに現地での雇用の創出や女性の地位向上を応援しています。お菓子を通してみんなを幸せの笑顔に。私の挑戦は、まだまだこれからです。