学び
Dignity ディグニティ
第6代校長のエラ・ヒューストンが残した言葉
“You must have Dignity”(品位・尊厳をもちなさい)にあるように
めざすのは、自分自身と他者の尊厳を大切にできる人。
独自の探求学習プログラム「Dignity」
で深く考え判断できる
Dignityを身につけた女性を育てます。
Dignityとは
「共に生きる」をテーマとする、独自の探究学習プログラムです。
探究型の学びを通して、「科学的思考」「表現」「協働」の
3つの力を確かなものとします。
社会でどう生きていくか
自分の“ミッション”を探す
中学校では、まず、語学技術の習得を通して多角的な思考方法を身につけ、物事に疑問を持つことのできる自分になることをめざします。高等学校では興味のあるテーマについて「問い」を自ら設定したうえで研究をします。「Dignity」の学びによって、自分のあり方を認識し、社会における自分の使命を見いだすきっかけとなり、進路選択においても自分の未来を主体的に選び取ることができるようになります。
well-beingな世界の
つくり手となる力をつける。
“社会に開かれた、わたしをつくるアトリエ”は「つくってみる」「やってみる」学びの場です。この学びの場で“わたし”は、主体的に行動し、対話し、共創し、探究します。“わたし”は、これらの活動を通して実社会で必要な力、コンピテンシーを身につけます。Dignityの探究活動でコンピテンシーを培った“わたし”は、社会で自分のミッションに自信を持って挑むことができます。
Dignity 6年間の流れ
中学校のDignityでは、「非認知能力」「論理的思考」「多角的思考」に焦点を当て、さまざまな探究プログラムを行います。
特に中学1年生ではDignityの時間を増やし「SEEラーニング(社会的・情動的・倫理的知性の学び)」や
「リフレクション」、「言語技術」を習慣化させていきます。
高等学校では、研究力育成のためのトレーニングを学年ごとで段階的に実施し、
大学での学びに円滑に適応するために必要な研究力の習得をめざします。
中学1年生 [ 非認知能力の育成と言語技術の習得 ]
「論理的な人」になるために
中学1年生では、週2時間をDignityの時間として、今後の全ての学びの土台となる「SEEラーニング」や「リフレクション」、「言語技術」を学び、習慣化していくことで、「非認知能力」の育成と「論理的思考」を身につけます。

中学2年生 [ 探究活動の基礎 ]
「問いを立てられる人」になるために
「SEEラーニング」や「リフレクション」、「言語技術」を土台に、「問題解決学習」に取り組みます。世の中をできるだけ幅広く見渡して集めた情報をもとに、あらためて「探究の原点となる興味・関心を自ら発見できる人」=「問いを立てられる人」になることをめざします。

中学3年生 [ 探究活動の実践 ]
「探究できる人」になるために
これまでの学びを活用し、「プロジェクト学習」に挑戦します。探究的な学習におけるPDCAサイクルを何度も回すことで深め、さらなる「問い」を見いだす力を養います。そして、「答えのない課題を見いだし、取り組むことができる人」=「探究できる人」になることをめざします。

高校1年生 [ 研究基礎 ]
Well-beingな世界をつくる人となるために
デザイン思考を活用したワークショップを行います。ワークショップでは、創造的思考や探究のプロセスを体験します。その上で、研究チームを作り、社会的課題を探究します。身近な問題に目を向けて、リサーチクエスチョンを立ててチームで対話を重ね、well-beingな社会を実現するための解決策を提案します。

高校2年生 [ 研究発展 ]
学問に出会う
興味のある学問から課題を見つけて探究します。一人ひとりがアイデアを出し、議論を重ね、リサーチクエスチョンと仮説を立てます。仮説を検証するために、データを収集・分析し、分析結果を考察します。自分たちの思考がどのように深化し、リサーチクエスチョンに対してどのような答えを導いたかを発表します。

高校3年生 [ 個人研究 ]
研究を進路選択につなぐ
1・2年生で身につけた研究スキルを使い、個人で研究をします。
6年間の探究学習の最後に、自分が何に興味があるのか、大学で何を探究したいかを考える機会となります。
