近い将来、南海トラフ地震が高い確率で発生するといわれています。金城学院高等学校では、生徒の命と安全を守るため、年に数回避難訓練を実施しています。今回はシェイクアウトの訓練と、地震発生後の学校内での移動練習を行いました。

　シェイクアウトとは、地震の揺れから命を守るため、「Drop(まず低く)」、「Cover(頭を守り)」、「Hold On(動かない)」という３つの動作を実に付けるための防災訓練です。講堂で地震が発生したことを想定して、全員でシェイクアウトの訓練を行いました。

　その後、震災が起こった際に、各自が校内で指定された場所へ移動をする練習をしました。どうしたら安全を確保しつつ帰宅できるか、学校から何を持って帰ればよいのかを生徒同士で話し合いました。

　地震はいつ起こるかわかりません。また、学校だけではなく自宅や街中にいる時に起こるかもしれません。一人ひとりが、自分の安全を確保する行動と意識を習慣付け、日ごろから学校や家族で震災について話し合うことが大切であることを伝えました。