高校数学科・理科では、探究の過程を通して課題を解決するために必要な資質・能力を身に着けるためのプログラムとして、一昨年度より夏休みに希望者を対象としたセミナーを開講しています。

今年度は8月1日・2日の日程で行い、2年理系コースより11名の参加者がありました。テーマは「水滴音を小さくし、高さを調節する」です。生徒は水滴音を録音し、プログラムを用いて水滴音の大きさ・高さを抽出します。その後、実験の条件を変えながら、実験結果をもとに何度も実験を重ね、水滴音のコントロールを行いました。

「実験を行い、データを分析し、仮説を立て、また実験を行う」このサイクルの中で、グループ内で共有・議論を重ね、粘り強く積極的に挑戦していました。また、最後にはグループの研究発表、質疑応答を行いました。課題の解決のために考え表現する、充実した2日間となったようでした。