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Kinjo News

「ポン菓子で世界を救う!」女性社長からオンラインで講演をしていただきました!

高等学校

金城学院高校では知識や技能の習得に加え、実社会で活用できる科学的思考力や表現力を養うために、各教科の特性に合わせた授業を行っています。

その一つの取り組みとして、高校2・3年生では「社会問題」という公民科の授業を設けています。「社会問題」では、生徒が現代社会の様々な問題についてメディアやネットから情報を収集し、分析して発表をします。また、実際にそれらの問題に取り組んでいる方を講師として招き、具体的な体験談から授業やメディアでは知ることのできない内容を伺います。

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今年はケニアなどの発展途上国でポン菓子を通じて飢餓対策や支援に取り組む家田製菓社長の家田馨子さんに、リモートで講演をしていただきました。家田さんは愛知県南知多町でポン菓子の製造・販売業を営む女性社長です。ポン菓子といえば、昔の駄菓子というイメージがありますが、家田さんは女性ならではの発想で、「ださいイメージから新しくオシャレなポン菓子作り」に取り組み、次々とヒット商品の開発に成功されました。また、農林水産省からの要請で、ポン菓子でケニアの産業支援や飢餓対策をするプロジェクトに取り組まれました。実際に、ケニアから研修生を受け入れて生産技術を伝えたり、家田さんもケニアに赴いたりしてポン菓子の普及活動に尽力されていることを教えてくださいました。

最後に、家田さんは生徒へのメッセージとして、学生時代に夢や目標を持つことの大切さを語られました。生徒は、国内外で活躍する女性社長による講演を通じて、困難を乗り越えながらチャレンジすることの大切さを知ると共に、発展途上国の現状と支援の在り方について理解を深めることができました。