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Kinjo News

高校3年G組が「#せかい部×SDGs探究PJ」でタンザニアへバーチャルツアーをしました!

高等学校

11月18日(水)に、3年生のG組にてSDGsの目標である「貧困をなくそう」をテーマとしたオンライン授業を、一般社団法人キリマンジャロの会「さくら女子中学校」タンザニア駐在員の笹瀬正樹さんに行って頂きました。今回の授業は、金城学院高校の地頭綾香先生が文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」運営の「#せかい部×SDGs探究PJ」に応募をし、全国5名に選出されたことがきっかけで、本校で実施する機会が得られたものです。

LHR(ロングホームルーム)の時間を使った事前授業準備を5回行った後迎えた当日。授業では、現地で働かれているからこそ伝えられるタンザニアの話やスワヒリ語講座からスタートし、さくら女子中学校が「なぜ女子校なのか」・「全寮制なのか」・「タンザニアの公立学校と私立学校の違い」などを伝えて頂きました。生徒達はタンザニアのおかれている現状を目の当たりにし、真剣に向き合うことが出来ました。

感想の中には、「貧困の連鎖を断つためにも、さくら女子中学校は今のタンザニアに必要であることが良く分かった。貧困の問題と教育機会の有無が密接に関わっているからこそ、さくら女子中学校で知識と共に教育の重要性を生徒は学ぶことが出来ると思う。質の高い教育チャンスが今よりも当たり前になって欲しい」というものがあり、今回の授業の学びの深さが垣間見られます。その他にも「実際にタンザニアをはじめとした途上国に大学生になったら行ってみたい」・「進路の新たな選択肢が見つかった」という声や、「タンザニアを訪問し夢を持って勉強する女の子達がいる学校を自分の目で見たい」という声もありました。

コロナ禍で海外になかなかいけない状況ではありますが授業を通して、海外との接点が持てる貴重な機会となったといえます。また、SDGsに関わる「貧困と教育」・「質の高い教育」・「ジェンダー」などをキーワードとしながら、多角的な視点で考察し、探究する機会となりました。

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