今年度5月に新型コロナウイルス感染防止のため中止になっていた修学旅行（中３）、１泊修養会（中２）、遠足（中１）が、それぞれ形を変えて行われました。

中学3年生は1日目「被爆ピアノコンサート」を校内で行いました。修学旅行先であった広島から、被爆ピアノ調律師の矢川光則氏と「翼をひろげる会」河田至氏をお招きし、76年前の広島のお話を聴くことができました。またDignityで学習した「ミサコの被爆ピアノ」（松谷みよこ作：爆心地より1.8㎞で被爆）を実際に4名の生徒が演奏し、聴いた生徒たちもその音色から平和への強い願いを抱くことができました。2日目は修学旅行先のホテルで行われる予定だったテーブルマナーを全日空ホテルで行い、3日目はナガシマへの遠足で久しぶりに元気に走り回りました。

2年生は蒲郡で行われる予定だった「修養会」を1日に短縮し、学校内で行いました。愛知教会牧師の吉澤永先生から「放蕩息子」と「ザアカイ」の話を聴き、その後クラスでの分かち合いを通して、人間にとって最も大切な「愛」について考えを深めました。翌日は「のんほいパーク」へ遠足に出かけました。

1年生は日帰りで「リトルワールド」へ遠足に行き、金城に入り初めての遠足で友達との絆を深めることができました。

日程や内容は変わりましたが、久しぶりに生徒たちの生き生きとした姿を見ることができ、体験をとおしての学びの意義と、行事を無事に行えたことへの感謝の思いを強く感じた3日間でした。