新型コロナウイルス感染予防のために、昨年初めから学校生活の重要な活動である部活動も、尋常ならない制約を受けてきました。最終学年で目指してきた公式試合が中止になったり、舞台や発表の場も無観客やその機会すら失った部活動もありました。そんな部活動にスポットを当てて、学校のホームページで活躍の様子をお伝えします。

２回目は、ハンドベルクワイアの活動をお届けします。みなさんハンドベルをご存じでしょうか。ご存じでない方は、ぜひこのコンサートをお聴きになってください。ハンドベルの演奏チームのことをハンドベルクワイアといいます。金城学院のハンドベルクワイアは、なんと日本最古のハンドベルクワイアでなのです。誕生したのは、今から51年前の1970年のことです。当時、金城学院中学校の音楽宣教師をしていた KELLY, Merle Irwin がアメリカ南長老派教会の支援を受けてハンドベルを購入し、日本で初めてのハンドベルクワイアをここ金城学院に結成しました。金城学院の中でも伝統と歴史ある部活動の一つです。

このコンサートは、博物館明治村の聖ザビエル天主堂で2020年12月19日に開催されたコンサートを収録したものです。演奏は金城学院高等学校ハンドベルクワイア、指揮は顧問の島岡久恵教諭です。コロナ禍により2020年度はハンドベルクワイアの演奏活動はほとんど行えませんでしたが、毎年演奏奉仕を受け入れてくださる博物館明治村で、高校３年生による2020年度、最初で最後のコンサートを開催する機会を与えられました。国の登録文化財に指定されている聖ザビエル天主堂で行われたハンドベルコンサート、ぜひご覧ください。

なお、コンサート開催にあたっては、常に換気が行き届いた状態を保ち、本番中もマスクを着用するなど、新型コロナウイルス感染の予防に十分配慮し、出演する生徒の保護者のご理解を得たうえで行っております.

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