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Kinjo News

【金城学院中学校】英検1級合格者に話を聞いてみました!

中学校・高等学校

英語資格の中でもっとも難易度が高いものの1つである英検1級は、大学上級程度のレベルの英語力が求められ、大学生や社会人などが受験をする、合格率10%前後の難関資格です。その英検1級に、本校の2年生M・Tさんと1年生K・Yさんが合格しました。そこで、英検や学校での勉強について話を聞いてみました!

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―英検について

M・T:英検準1級を2021年12月に合格し、1級もチャレンジしてみようと思い、2022年3月の試験を目指して過去問を使って勉強をしました。英検1級は面接官が2名に増えたので緊張しましたが、1年生の最後に合格することができました。

K・Y:私も2022年の1月に英検準1級に合格して、両親から1級も受けてみたらと薦められました。父が英語の本を用意してくれたり、母と面接のシミュレーションをしたりと、家族にサポートしてもらい、2022年7月の受験で合格することができました。

―金城学院中学校を選んだ理由

M・T:6才から11才までアメリカに住んでいました。中学生になるタイミングで日本へ戻ることになり、どこの学校に進学しようか考えていたところ、金城学院中学校で英語利用入試があることを知りました。得意の英語を活かして受験することができたので、金城学院中学校を選びました。

―学校での勉強について

K・Y:私は小学生までシンガポールにいましたが、日本人学校に通っていなかったので、英語は得意でしたが日本語や他の教科で自信がありませんでした。金城学院中学校での英語はそこまで難しいと感じませんが、英語の先生が教科書以上のことを教えてくれたり、たくさん工夫をしてくれるのでとても楽しいです。自宅でも他の子が英語の勉強をしている間に、私は他の教科の勉強に時間を回すことができるので、苦手な教科でも実力が少しずつついてきました。将来は英語に関わる勉強や仕事に就きたいと思っているので、もっと勉強を頑張っていきたいと思っています。

M・T:これまで英語を話していても気にしなかった文法や内容など、細かいけど大切なことを授業で学ぶことができていると思います。授業中にペアワークをして、文章を読みあったり内容の説明をしあったりして、一方的に授業を受けるのではなく自分で考える時間があるので楽しいです。当たり前に話していた英語でも、授業で深い内容の問いを出されたり、友達から質問されたりすることで、自分で意味を考えて説明できるようになれたことが、金城に入ってからも英語力がついたと思うことです

―英語の特別補習授業について

K・Y:授業以外にも、特別補習授業のAdvanced English Class(以下、AEC)があると英語の先生から伺い、内容が楽しそうだと思ったので入学以来参加しています。AECでは、外国人の先生が指導してくださり、オンラインで英語ネイティブの人と意見交換をしたり、音声の消えた映画を見てセリフを予想したりしています。授業とはまた違った内容で、思い切り英語を話すことができます。

M・T:授業では教科書に沿って進むので内容がある程度決まっていますが、AECでは決まった内容はなく、英語でディベートをしたり自分の考えをロジカルに説明したりします。英語のレベルアップになるのはもちろん、自分の考えを相手に伝える練習にもなるので、とても楽しいです。英検1級は取りましたが、勉強はまだまだ無限に続くので、楽しく続けていきたいです。

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近年、保護者の仕事の関係で幼少期を海外で過ごすお子さんが増えてきました。本校では2019年度から英語利用入試を導入し、帰国子女をはじめ英語が得意な受験生が入学しやすい入試制度を整えています。

英語利用入試で入学した生徒の中には、英語以外の教科で苦戦する子もいますが、担任をはじめ教科担当者が連携をとって支援をしているため、「英語しかできない」という生徒はいません。また、英語をはじめすべての教科で「科学的思考」「表現」「協働」に重点を置いているため、単純な英語力に加え、自分の考えを自分の言葉で表現する力や他者と意見交換して互いを尊重しあうコミュニケーション能力が養われるような授業を行っています。

さらに2021年度から、英検準2級以上か同等の英語力を持つ生徒を対象にした、英語の特別補習であるAECを開講しました。これは、英語が得意な生徒が授業で浮きこぼれるのを防ぎ、さらに高いレベルの英語力を目指すために始めました。英語利用入試で入学した生徒のほとんどがAECに参加し、英語力のさらなる向上に励んでいます。また、AECに参加することを目指して英検への挑戦の他、積極的に英語力を身につけようと努力する生徒も大勢います。

金城学院は1889年に米国人宣教師によって設立し、開学当初から英語教育に力を入れてきました。グローバル化した社会に対応した人材を育成するとともに、子どもたちが神様から与えられた才能を世界中で発揮できるよう、教育環境を整えていきます。