2023年１月16日～19日にかけて軽井沢アイスパークで開催された「第29回中部カーリング選手権」に、金城学院高等学校2年伊藤花留沙さんが出場しました。競技人口の多い県に比べ充実した施設がない中、創意工夫を重ね、愛知県カーリング選手権大会を全勝で勝ち上がっての出場でした。そして、カーリング日本選手権への出場は残念ながら逃しましたが、試合は白熱し大健闘でした！

カーリングのルールは、４名１チームでストーンを２回ずつ投げ合い、先にある丸いハウスの中心の一番近くにストーンを置いたチームが点数を得ます。これを10回繰り返して、その合計得点で勝敗が決まります（ホントはもっと細かいようです）。伊藤さんは小学校５年から家族ぐるみで競技を続けていますが、試合が重なると氷面をこするブラシの筋肉疲労のため、腕が上がらずに洋服を着ることにも一苦労するとのこと。それでも、指示やショットの意図も考えながらストーンを思った通りコントロールできた時が楽しい瞬間だそうです。

将来の目標は、金城学院大学の現代子ども教育学科へ進学して、幼稚園の先生になること。そして、お姉さんの花恩さん（本校卒業生）とともに仲間を募って金城カーリングチームを創ることが夢だそうです。

金城学院中学校・高等学校は、バスケットボール、バレーボール、サッカー、テニスなどのメジャーな部活は言うに及ばず、部活ではなく競技人口が少ないカーリングやバレエなどに青春の数ページを捧ぐ生徒へもスポットが当たる学校です。どうぞ伊藤さんの氷上の活躍に温かなご声援をくださいますようお願いいたします。