2023年2月4日～7日にかけて長野市で開催された「第43回全国中学校スケート大会」に、金城学院中学校３年佐久間結子さんが出場しました。佐久間さんは中学校１年生の時から、３年連続で全国大会出場（第41回大会は新型コロナの影響で全国大会が中止）しました。残念ながら本選出場とはなりませんでしたが、華麗な演技で観客を魅了しました。

佐久間さんがフィギュアスケートを始めたのは、小学校１年生のとき。テレビでフィギュアスケートを観たことがきっかけで、小学校３年生からはクラブチームに所属するようになりました。中学生になった現在は、平日は授業が終わったあと、土日は終日、週７日間練習に励んでいます。休みなく練習を続ける中で、疲れを覚えたり上手くいかずに、くじけてしまうときもあるそうですが、「自分が出来ないと思ったまま終わることが嫌だ！」という気持ちで頑張っているそうです。また、フィギュアスケートで難易度の高い技に挑戦をする中で、できなかったことができるようになる喜びを感じる瞬間が楽しい、とも語ってくれました。

忙しい日々を送る佐久間さんですが、学校での勉強もおろそかにしない姿勢に担任の先生も目を見張っていました。授業後や土日を練習に費やすため、授業中にできるだけ学習内容を理解するよう努めたり、練習が終わってから宿題をやったりして、勉強面でも優秀な成績を修めています。「大会で学校を休んでしまった時、友達がノートを見せてくれたり勉強を教えてくれたりしていつも助けてくれています」と、佐久間さんは感謝の言葉を口にしていました。

金城学院中学校・高等学校では、学校内での活動はもちろん、学校外での活動も全力で応援しています。４月から金城学院高校へ進学後もフィギュアスケートを続ける佐久間さんに、温かなご声援をくださいますようお願いいたします。