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Kinjo News

放送部が全国大会に出場します! 金城学院高等学校

中学校・高等学校

金城学院高等学校放送部の糟谷美月さん(高校2年)と宮崎愛望さん(高校2年)が、8月に鹿児島市で開催される全国高等学校総合文化祭の朗読の部に出場することになりました。全国高等学校総合文化祭は、NHK杯全国高校放送コンテストと並ぶ2大大会の一つです。愛知県から3名の高校生が朗読の部の県予選を勝ち抜きましたが、そのうち2名は金城学院高等学校放送部です。朗読の部は、指定された原稿を朗読するのではなく、それぞれの出場者が出身県(郷土)にゆかりのある作家や作品の1分45秒を選びます。選ぶところから審査が始まっていることが、この大会の特徴です。

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金城学院高等学校の放送部は、大会に出場して「伝える技術」を磨きたい部員と、実践的に校内ラジオの番組制作をしていく部員が共存する、上下の関係がないアットホームな雰囲気の部活動です。練習は、通常の発声練習などに加えて、表現が相手に伝わっているか、聴衆に深い感銘を与えられているかを、ペアになって評価しあいます。この練習を通して、互いの尊重、共感や理解しあう信頼関係が深まっていきます。「放送部の活動は、将来役に立つのです」とふたりは語ります。社会に出れば人前で話しをする機会が少なくありません。話すスキル、声の使い方、聴衆との関係を構築する技術などが向上し、自己表現力を磨くことができます。また、校内ラジオ制作などのプロジェクトにおいては、メンバーと協力して作業を進めるチームワークスキルを養うこともできます。

大会の舞台では、まずぐるりと周りを見渡して大きく足を開きます。これをルーティンにしてからは余計な緊張をしなくなったとのこと。全国の舞台となる鹿児島市では名物「しろくま」も楽しみにしているふたり。愛知県を代表して1分45秒の心情風景を表現してきます。ぜひ応援してください!