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Kinjo News

外部受験を目指す後輩へのメッセージ vol.5 :<指定校推薦> 東京理科大学 理学部第一部化学科 野村菜月さん

中学校・高等学校
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金城学院高校では、2・3年生にコース分けを行い、進学希望に沿ったカリキュラム編成をしています。1年2学期以降、高大接続型推薦入試(旧制度の内部推薦)で金城学院大学へ進学を希望する生徒は、興味関心や将来の進路に沿った多様性豊かな選択科目の学びに、受験対策の時間をふりむけられるコースⅠを選択します。

国公立大学、関東・関西の難関私大、医学部を目標にする生徒たちは、専ら金城学院大学以外の大学を受験するコースⅡ・Ⅲを選択します。旧帝大を含めた国公立大学、関東・関西の難関私大、国公私立を問わず医学部にチャレンジする生徒たちが多くなってきました。このような外部受験を目指す生徒たちに向けて、先輩たちがどのように難関大学に挑戦したのか、合格体験記を冊子としてまとめて毎年発行しています。

その中から、vol.5として「 東京理科大学 理学部第一部化学科 」の合格体験として野村菜月さんの記事をご覧ください。


5.東京理科大学 理学部第一部 化学科  野村 菜月

私は東京理科大学理学部第一部化学科に合格しました。私の経験が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
私が予備校に通い始めたのは高2の春でした。毎日部活が終わった後に塾に行き、勉強をするようにしていました。3年生の2月まで部活があったので、2年生の頃から3年生まで平日は3時間、休日は7時間以上勉強するようにしていました。

バトン部に所属していた私は部活を言い訳にしたくなかったので限られた時間の中でどれだけ効率良く勉強できるかを考え、全力で取り組んできました。そんな私が受験を通して学んだこと、やってよかったことを3つ皆さんにお伝えしたいと思います。

1つ目は英語は優先して勉強すべきということです。
どの大学を受験するにあたっても確実に必要になってくるのは英語です。まずは単語、文法などの基本的なことを暗記し理解することが重要です。登下校中などでターゲットを覚えたり、毎日1つは長文を読むようにしていました。また、英文を音読することもとても重要です。音読するスピードと英文を読むスピードは同じと言われているように読む速さが早くなることで早く長文も読めるようになります。ひたすらこれを繰り返すことで初めて1番苦手だった英語も今では1番得意な教科になりました。

2つ目は復習を怠らないことです。
全ての科目において一度問題を解いただけでは数日後間違えた問題をもう一度解くことが出来る人はなかなかいないでしょう。間違えた問題にチェックをつけたり復習を繰り返すことで自分がどのようなところでつまずくのかを把握することができ、何度も思い出しの作業をすることで一生使える知識が身につきます。

3つ目は行きたい大学を納得する形で決めることです。
私は化粧品や食品などの研究開発職に就きたいと思い、理科大を選びました。ですが、私は色々なことに興味があったので志望校を決めるのにとても時間がかかり、決めてからも本当にこの大学でいいのかと悩んだこともありました。今はこの大学を選んでよかったと思っていますが皆さんもそうであってほしいので、色々な大学のオープンキャンパスに行ってみたり、パンフレットを取り寄せてみたりなどして本当に自分の興味がある大学を選んで欲しいです。私は実際にオープンキャンパスに出向いての参加が難しかった学校もあったので、WEBで参加したりもしました。

受験勉強をする中で思い通りにいかないこと、不安に押し潰されそうな時があると思います。それでも諦めず、踏ん張ることができたら輝かしい未来が待っているはずです。素敵な友人や先生方、家族に囲まれて乗り越えることができたことは自信となり、私の人生において素晴らしい経験となりました。
皆さんの頑張りが将来の夢や希望に繋がりますように心からお祈りしています。