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Kinjo News

外部受験を目指す後輩へのメッセージ vol.6 :<総合推薦型・一般> 愛知教育大学 教育学部 義務教育専攻 青木優乃さん

中学校・高等学校
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金城学院高校では、2・3年生にコース分けを行い、進学希望に沿ったカリキュラム編成をしています。1年2学期以降、高大接続型推薦入試(旧制度の内部推薦)で金城学院大学へ進学を希望する生徒は、興味関心や将来の進路に沿った多様性豊かな選択科目の学びに、受験対策の時間をふりむけられるコースⅠを選択します。

国公立大学、関東・関西の難関私大、医学部を目標にする生徒たちは、専ら金城学院大学以外の大学を受験するコースⅡ・Ⅲを選択します。旧帝大を含めた国公立大学、関東・関西の難関私大、国公私立を問わず医学部にチャレンジする生徒たちが多くなってきました。このような外部受験を目指す生徒たちに向けて、先輩たちがどのように難関大学に挑戦したのか、合格体験記を冊子としてまとめて毎年発行しています。

その中から、vol.6として「 愛知教育大学 教育学部 義務教育専攻 図画工作・美術専修 」の合格体験として青木優乃さんの記事をご覧ください。


6.愛知教育大学 教育学部 義務教育専攻 図画工作・美術専修  青木 優乃

参考になるかは分かりませんが私なりの勉強方法を紹介したいと思います。
最初に私は総合推薦型の受験で大学に合格しましたが、主に一般受験の対策をしていたので、一般受験の対策と推薦の対策についてのお話になります。

1.塾
私は高校1年生から個別指導の塾に通っていました。田舎に住んでいたため大きな塾に行こうとすると往復が大変だったため地元の塾にしました。立地は自習室の使用のしやすさに影響してしまうので大事だと思います。

2.勉強習慣
受験勉強は長く、すぐに結果が出るものではないため、毎日の勉強の習慣化が大事だと思います。3年生になってからは朝早めに学校に登校して図書館を利用していました。学校から帰って家に帰るとついサボってしまうため、毎日そのまま塾に行き自習室を利用していました。土日も出来るだけ塾に行っていました。

3.勉強
塾の課題や苦手な科目などの参考書を主に使用していました。参考書に迷う場合は河合塾や駿台などに通っている子に何を使っているか聞いてみたりしていました。無理に買わなくても学校の参考書でも十分だと思います。よく先生もおっしゃいますが、学校の定期テストにしっかり取り組むことが合格に繋がるのかなと思います。

4.模試
受験勉強では模試がとても活用できると思います。模試は受けた当日に採点し、1週間以内に解き直しをしていました。解き直しは全部をもう一度解いてから、完璧になるまで直したり、問題に書き込んだりすることで間違えた問題はもう2度と間違えないと思います。模試は結果や判定に一喜一憂しがちですが、あくまで苦手分野の炙り出しに使うくらいで大丈夫です。1、2年生のうちは判定が悪くても気にしなくてもいいのかなと思います。

5.受験勉強
私は夏休み終わりの10月あたりから共通テストの過去問を1週間に2、3個のペースで解いていました。私が志望した学部は二次試験に勉強が必要なかったので共通テストに特化して進めていました。第二志望の私立の過去問は11月から共通テストの過去問と交互に解いていました。

6.総合推薦・学校推薦対策
愛知教育大学は総合推薦と学校推薦がどちらも受験が可能だったのでどちらも受ける予定でした。私の受験した美術・図画工作は志望動機書などの審査、講義、鉛筆デッサン、面接の試験でした。
志望動機書や学びの履歴は7月頃から作り始めました。Dignityでの卒論もテーマが美術関係だったので添付しました。
講義を踏まえての面接だったので、講義を自分の中でまとめてから面接に挑まなければならず、大変でした。
鉛筆デッサンは高校一年生からお世話になっている美術教室で長期休みのみ講座を受講していました。
面接は両親と相談しながら質問を考え対策をしました。
総合推薦の対策は一般受験との両立に苦労しました。

最後に
私は小さい頃から具体的に目指す方向が決まっていたので、対策はしやすかったと思います。部活や習い事、何か好きなことがある人はそれが役に立つことがあるかもしれないので、勉強以外のことにも打ち込むこともまた大切なのかなと思います。