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Kinjo News

外部受験を目指す後輩へのメッセージ vol.7 :<指定校推薦> 南山大学 国際教養学部 国際教養学科 横井紗彩さん

中学校・高等学校
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金城学院高校では、2・3年生にコース分けを行い、進学希望に沿ったカリキュラム編成をしています。1年2学期以降、高大接続型推薦入試(旧制度の内部推薦)で金城学院大学へ進学を希望する生徒は、興味関心や将来の進路に沿った多様性豊かな選択科目の学びに、受験対策の時間をふりむけられるコースⅠを選択します。

国公立大学、関東・関西の難関私大、医学部を目標にする生徒たちは、専ら金城学院大学以外の大学を受験するコースⅡ・Ⅲを選択します。旧帝大を含めた国公立大学、関東・関西の難関私大、国公私立を問わず医学部にチャレンジする生徒たちが多くなってきました。このような外部受験を目指す生徒たちに向けて、先輩たちがどのように難関大学に挑戦したのか、合格体験記を冊子としてまとめて毎年発行しています。

その中から、vol.7として「 南山大学 国際教養学部 国際教養学科 」の合格体験として横井紗彩さんの記事をご覧ください。


 

7.南山大学 国際教養学部 国際教養学科  横井 紗彩

みなさんこんにちは!私は、南山大学国際教養学部国際教養学科にコースⅠから指定校推薦で合格しました、横井紗彩です。私の経験が少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです。

<はじめに>
私は中学生の頃から南山大学国際教養学部に行きたいと思っていたので、高校生活では評定を上げるための定期テスト対策や、英検の取得、名大プログラムの受講などに励み、進路に沿って学びを深めてきました。他大学への進学を希望していた私が、なぜコースⅠを選んだかというと、副教科が充実しているからです。World StudiesやCultureを受講すれば世界各国のことを学ぶことができますし、TOEICや中国語を受講すれば語学力を向上させることができます。コース選択は非常に迷いましたが、学びたい授業が沢山あったのでコースⅠに進むことに決めました。

<高校生活>
私が高校生活で一番頑張ったことは、定期テスト対策です。定期テスト対策をしっかりしておくと受験勉強が少し楽になるのでおすすめです。定期テストの勉強をするときに心がけていたのは、どの教科も音読することと、1教科を1日で勉強し切ることです。書いて勉強すると疲れて眠くなってしまうので(笑)、眠気覚ましも兼ねて音読をしながら勉強していました。理系科目は、書いて計算することも必要だと思うので、1周目は書いて、2周目からは解法を音読しながら、また英文を音読するときは、同時にスペルを暗記するなど、工夫も加えて勉強していました。この勉強方法は時間短縮にも繋がりますし、頭に定着しやすくなると思います。また、1教科を1日で勉強し切ることのメリットは、単元ごとの繋がりや違いがはっきりして2周目からの勉強が楽になることです。例えば数学だと、「この問題形式はこの方程式を使って、あの問題形式はあの方程式を使うんだ。」ということが1日で分かるようになります。日本史や世界史では、ページがまたがっていても時系列が脳内ではっきりして非常に暗記しやすくなります。
定期テストと同じぐらい頑張ったのは、ハンドベルクワイアの活動です。部活動は勉強のモチベーションにも繋がっていましたし、俯瞰力や主体性、継続力などを身につけることもできました。また、高3のときに部長を務めて培ったものは全て、これからの人生に生かしていくことのできる素晴らしい経験になったので、みなさんもぜひ部長に立候補してみてください!

<校内選考と大学での入学試験>
私たちの学年は、面接での校内選考がなかったので、結果発表の日はとても緊張しました。
校内選考用の志望理由書は添削してもらえないので、インターネットや参考書など沢山下調べすることをおすすめします。校内選考が通ったら、次は大学での試験があります。大学や学部によって入試形式が違いますが、私は面接と小論文だったので、先生方に助けてもらいながら対策しました。入試はとても難しく、手応えも全くありませんでしたが、大丈夫だったので、みなさんも落ち着いて臨めばきっと大丈夫だと思います。

<最後に>
今、進路のこと、勉強のこと、将来のことなどで悩んでいる人がいるかもしれません。でも、きっとみなさんの努力はいつか報われます。大学が全てではありません。(これは私がよく顧問の先生に言われていたことです)沢山ご飯を食べて、よく寝て、自分のやりたいことに向かって突き進んでみてください!そうすると道が開けていくはずです。みなさんが充実した高校生活、そしてよりよい受験生活を送ることができるよう心からお祈りしています。