2023年11月3日、私たち金城学院高等学校演劇部は、「歩こう！文化のみち」にて芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を基にした『アイデンティティ』と、活動紹介を兼ねた演劇部での日々をそのまま脚本にした寸劇の合わせて2つの劇を上演しました。
『アイデンティティ』は見方によって正しい人が変わる、まさに善悪の表裏一体さを表現した作品ですが、皆さんは何を「正しい」と感じるでしょうか？
また、演劇部の楽しさを伝えようと奮闘した活動紹介の寸劇では、部員総出で新たな試みにチャレンジしています。私たちの活動を知っていただくいい劇に仕上がっていると思います。演劇部に入りたい！と思ってくださった方が1人でもいたら嬉しいです！
ぜひ、本公演をご覧ください。

また、寸劇の中に、有形文化財として登録されている金城学院高等学校の栄光館が「歩こう！文化のみち」で一般公開されている話を盛り込みました。演劇部は、この文化財の講堂で日々劇の練習に励んでいます。歴史ある建物で日々稽古に励むことができ、練習にも力が入るとともに、そのことを誇りに思います。

なお、10月末には、制服制定100年を超えたセーラー服と金城学院の歴史を題材にした『Put on...』という劇を栄光館の講堂で上演しました。こちらも本校のHPにて公開中です。代々受け継がれている歴史ある作品ですので、ぜひご覧下さい。