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Kinjo News

百年の伝統「卒業式の歌」

中学校・高等学校

卒業式のシーズンになりましたね。各学校で様々な卒業ソングが歌われているかと思いますが、金城学院中学校・高等学校では百年以上前から「卒業式歌」が歌い継がれてきました

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「卒業式の歌」は、大正初期の1914年に卒業式の告別唱歌として作られました。この歌の最大の特徴は、卒業生と在校生とで歌う二部合唱であることです。1番を卒業生が歌い、2番を在校生が歌い、サビを全員で合唱する構成になっています。卒業生はこれまでの学校生活を思い起こし、在校生はお世話になった先輩との思い出を浮かべながら、1つの歌を完成させます。

歌詞は作られた当初、卒業生による合作の詞が歌われていたようですが、のちに犬童玉渓氏によって作詞されました。曲はフランスの聖歌祝曲がとられ、のちに石川透氏によって編曲されました。

年に1度しか歌わない曲ですが、金城生にとって特別な1曲です。今年で110年目を迎える「卒業式の歌」は、3/14(木)に挙行する中学校卒業証書授与式で、また卒業生から在校生に歌い継がれます。